平成17年12月2日
東京ウィメンズプラザ

講演内容
 基調講演


 講話


 実践活動報告

 
文化女子大学附属   杉並高等学校
 東京都立六本木高等学校
 社会福祉法人都心会 保谷苑

   
主 催:
特定非営利活動法人 
    フラワーセラピー研究会


後 援:
駐日オーストラリア大使館






   花の力 輝く心
〜コミュニケーションは認めあいから〜
大成功だった第12回フォーラム 原点を見つめながら新たな挑戦を
2005年12月2日、東京ウィメンズプラザで、第12回フラワーセラピーフォーラムが開催されました。テーマは「花の力輝く心 〜コミュニケーションは認め合いから」。NHK解説委員、早川信夫さんの基調講演を始め、田村記子研究会会長の講話、そして3つの実践報告が行われました。定員300人の会場は、教育、福祉などの関係者などと一般の参加者で満員の大盛況でした。

村瀬副会長の開会宣言でフォーラムが始まりました。司会は大竹さん(横リ1期)です。

基調講演

記念すべき基調講演は早川信夫NHK解説委員の“勉強できるだけでいいのですか?”です。

早川先生はNHK「子供ニュース」の生みの親です。「親は、子供が勉強さえできればいいと思いがちですが、大切なのは“生きる力を養う”ことです」と、事例を挙げて語りました。

また「人は一人では生きてゆけないのです。本当の学力とは対話力です。自分との対話、人と人とのコミュニケーション、自然と対話する力を養うことが大切です」というお話に、会場の皆さんはうなずいていました。こうした“生きる力”は実は研究会が大切にしてきたことです。

早川先生は「学校を変えるエネルギーを市民の力に期待したいのです」と、フラワーセラピーの実践活動に大きな期待を寄せていました。


基調講演

「研究会も12年を経て、フラワーセラピースタイルができたなと思います。高齢者施設のボランティアが充実し、学校教育現場などでの挑戦が広がりを見せています。新しい会員が増える中で、“フラワーセラピーとは何か”という原点を常に振り返ってください」。

「フラワーセラピーとは、相手に合わせてコミュニケーションをしてゆくものです。受身ではなく自らがアクティブに学び動くことなのです。これは強く生きてゆくことにつながりますね」「私たちのしていることは、自分で考え自分で行動して創る、生きる力を相手にも自分にも生む仕事です。皆さんもぜひ、こうしたアクティブスウィッチにオンしてください」と語りました。



基調講演

引き続き3つの実践活動の報告が発表されました。それぞれの担当者が発表します。

@「文化女子大学附属杉並高校における“部活動で広がるフラワーセラピー”」(学校プロジェクト・高木章子(本部22期)=受身のボランティアから自主的活動に成長するまで、A「東京都立六本木高校における“学校の必履修授業でフラワーセラピー”」(学校プロジェクト・高北幸子(東部4期)=チャレンジ高生徒のボランティア体験とその変化する姿、B「社会福祉法人都心会・保谷苑における“フラワーセラピーとバリアフリーガーデン」(グリーンメイト・五十嵐久美子(本部10期)小林千恵子(本部夜1期)=雑草との戦いを乗り越えて地元、施設、利用者、研究会が一体になった日。

「3つの報告はそれぞれ個性を発揮した実践活動で感動的でした。研究会の活動が多方面に広がっているのを感じました」などの感想が寄せられました。最後に橋本実行委員長が「フラワーセラピー12年の活動が認められ、今日の講演や発表につながったのです。研究会の新しい1ページが開いたのです」と述べ、研究会の新しい時代を実感させたのです。


               


基調講演
  受身のボランティアから自立への成長           
学校プロジェクト・高木章子(本部22期)
平成15年から同校のボランティア同好会で、フラワーセラピーを始めました。一年目に実技や活動の学習を行い、高齢者施設での実習も体験しました。文化祭では生徒が自主的に運営しました。その芽が三年目に実を結び、同好会から部に昇格したのです。施設へ連絡、予算作り、作品の決定など、すべてを生徒が行うようになったのです。
 部員の希望で視覚障害者「かるがもの会」での協同活動など、他の団体との交流も進み、活動の範囲も広がりました。自分たちで考えて実践する部に成長したのです。

「色々な人との関わりができ、視野が広がりました」という生徒、そして「フラワーセラピーは。自分も相手も心が変化するのですね」と担当の梅原先生が感想を語ってくれました。
その後同校は、杉並区青少年表彰を受けました。


基調講演
  チャレンジ高生徒のボランティア体験とその変化する姿      
学校プロジェクト・高北幸子(東部4期)
様々な理由で学校に通えずブランクのある生徒が、新たにチャレンジする学校の一つ、六本木高校でのフラワーセラピー講座を、平成17年6月から実施しました。

「花でコミュニケーション」を体験し、セラピーを感じてもらうマイボード作りをしました。そこで個性ある生徒たちの作品に驚く一方、初めは手がでなかったある生徒が、一本の白い花を手にした瞬間に変化し、見事な作品を作りました。

材料集めや持ち帰った作品をきっかけに、家庭内のコミュニケーションも生まれました。高齢者施設での実習も各自のやり方で、利用者とのコミュニケーションを楽しんだことが印象的です。
「研究会は生徒に刺激を与え、個性を引き出してくれました。生徒はきっかけがあれば短期間に変化するものだと感じました」と担当の丹藤先生にお手紙をいただき、成果を実感しました。


基調講演
  雑草との戦いを乗り越えて地元、施設、利用者、研究会が一体になった日
グリーンメイト・五十嵐久美子(本部10期)小林千恵子(本部夜1期)
GMチームは、「マロニエ栃木というイベント」に出展して以来、コミュニケーションガーデン作りを目指してきました。5年前、保谷苑で雑草だらけの庭をバリアフリーガーデンにする計画が始まりました。利用者さん始め、その庭に関わる人たちが作り、その方々のコミュニケーションが生まれることをねらいでスタートしました。雑草との戦いを始め、地元の方々の協力があっての庭つくりでした。

昨年ついにバリアフリーガーデンが完成しました。この秋念願の、庭で地元、施設関係者、利用者さんたちとのティーパーティを開きました。東京地区との合同開催ということもできました。「部屋の中から庭が見えるよ」という人、思わず庭に出る人、コミュニケーションの花が咲きました。「庭に出る人が増えましたね」との施設からの感想をいただき感激もひとしおでした。


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第12回 フラワーセラピーフォーラム 開催